[2012年4月11日]
大学入試で数学を受験した文系出身者は、大企業に就職して高収入――。
京都大、同志社大などの研究者グループが約9000人を対象に行ったインターネット調査で、そんな結果が明らかになった。(読売)
そんなん当たり前。
東大や京大をはじめ,難関国立大には数学が必須。
早慶や同志社など,私大は数学なしで受験可能。
数学ができないから数学受験していないわけ。
「数学ができない」はほぼイコール「頭が悪い」のだから,頭のいい人が高収入になって,頭の悪いのは収入が低くなるのは当然の結果だ。
この当然のことが,世の中にあまり取り上げられない。
当然だから取り上げられないのではなく,報道する記者が数学受験していない頭の持ち主だから,あまり報道したくないからだと思われる。
国公立大の文系に行く人は,数学が苦手だから文系にしたというのではなく,文系学部に興味があったり,将来を見据えて学部を選んだら文系だったというのが普通だ。
かく言う私も数学が得意ということはなかったが,進みたい学部が理学部だったし,数学の受験は当然のこととして受け止めていた。
共通一次は当然7科目だったし,科目数が少なく,苦手から逃げることができるパターン=私大なんか逆に不利だと思っていた。
1科目に絞った人が合格しやすいから不利だと思うのではなく,そんな勉強の仕方が生きていく上で不利だと思っていた。
いろんなことを関連づけることのできる頭がかしこい頭なので,絞ってしまうことはかしこくなる方向と逆方向なのだ。
今から進路を考える受験生諸君は,収入が高いから数学受験を選ぶなどという,それこそアホな考えではなく,受験の数学ができるくらいに頭脳を鍛えて大学に入るくらいでないと,たいしたことはできないと考えておくことだ。
あー,書いちまったあ〜
また各方面からお叱りの声が聞こえてきそうだ〜
でも本当のことだ〜(しつこい?)
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