[2012年4月20日]
パリーグの順位表が面白いことになっている。
首位のロッテが8勝5敗勝率.615
2位の日ハムが11勝7敗勝率.611
順位は勝率で決まるので文句はないのだが,一般的には勝ち数から負け数を引いた数が多い方が上位にいるはず。
で,下位のチームが直接対決で何回勝てば追いつくかを知る目安として,勝ち数−負け数の半分をゲーム差と呼んで利用している。
どうして半分にするかは,直接対決すれば両者が1だけ変化するので差が2つ縮まるから。その1回で追いつくのだから2の変化に対してゲーム差は1となるようにしてある。
結構合理的な決め方だが,野球に慣れ親しんでいない人にはわかりにくいか。
で,そのゲーム差が今回はマイナス0.5となっているのだ。
ロッテは8勝−5敗でプラス3
日ハムは11勝−7敗でプラス4
日ハムの方がいわゆる貯金が1つ多いのに下位になっている。
私が知っている限り,過去に2〜3回あったかどうか・・・くらいのめずらしいことになっている。
私が知っている限りというのは,私がプロ野球を見だしてからであるからカレコレ35年以上になる。
で,ゲーム差の数値をずーっと欠かさずに見てきたのかとツッコまれると・・・・
それが,ほとんど欠かさず見てきたのだ。
受験生の時もザ・ベスト10と大相撲ダイジェストとプロ野球ニュースは欠かさず見ていた。
しかも小学校の時から数字を追っかけて見ていた。
今のようにネットで記録を調べたりできなかったから,新聞を切り抜いてスクラップにして勝率とか打率とかの変化を研究していた。
そんな中で結構数字に強い子に育ったのかもしれない。
ある選手が昨日3打数1安打だから今日は打率が3厘くらい上がっているはずとか考えて見ていた。
おや,4厘も上がっている!なるほど,昨日の打率は毛の桁が四捨五入で切り捨てられていたからか・・・などと,有効数字の概念もしっかりと把握していた子だったような。
ともあれ,まだ始まったばかり。
ロッテが首位で西武が最下位ということ自体が珍現象なのだ。
秋には今4位の球団がきっと1位になっているにちがいない。
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