[2012年4月30日]
学校によっては5月20日すぎた頃から定期考査がある。
中学3年生は内申点にかかわるので,しっかりと準備せねば。
だから連休といえども,勉強すべきだ。
しかし,ウチの塾は休みにしてある。(おいっ)
ごめんなさい。(一応謝罪)
ま,塾に頼らず,しっかりやるべし。
頑張ってね。(無責任?)
とはいえ,多くの中3生はクラブをやっていて,連休はほとんどクラブ活動でつぶれるのでは?
クラブ活動については言いたいことが山ほどあるので,後日書くとしよう。
今日は内申点について。
大阪の公立高校入試では中学3年生の内申点が入試で使われる。
入試前から半分くらい勝負が決まっているのだ。
ここで,大阪は特殊な地域だということを知っておかねばならない。
大阪は公立高校>私立高校というのが定着している。(していた?)
だから,公立高校に行けないのは非常に困るのだ。
そこで内申点の登場。
学校で真面目にやっていた人が有利に合格できる制度。
これは逆に言うと,不真面目な奴は公立高校に行けない制度。
昔から,中学校の指導はたいへんだ。
言うことを聞かない生徒が多い。
だから言うことを聞かせたい。
聞かないと内申点が悪くなるようにしたら皆おとなしく言うことを聞く。
めでたしめでたし。
つまり,中学校の先生が指導しやすくするための仕掛けなのだ。
新任の指導力のない教師でも,内申書をバックにして命令すると誰でも言うことを聞く。
逆らった奴は見せしめに点数を引いてやればいい。
よほどのアホでないかぎり,点数を引かれるようなことはしない。
めでたしめでたし。
ホントおめでたい制度だ。
最初の前提がおかしいことに気づいていない。
つまり,言うことを聞かない生徒が多いのではなく,言うことを聞かせる指導力のある先生が少ないのが原因だ。
ちゃんと指導力があれば生徒は納得して言うことを聞く。
納得できる指導ができないので授業は崩壊するだけだ。
こんなやり方をしているから大阪の教員は指導力がつかず,結果的に学力も下がってしまい,全国でも下位の成績になっているのだ。
まあ,制度が変わらない以上,今年も内申点を取らないと公立高校入試では著しく不利になるので,冒頭のようにしっかりと定期考査で点数を取らないといけない。
頑張ってね。(2回目)
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