[2012年5月2日]
最近の生徒は・・・と言うと年よりくさいので言わないようにしているが,駿台の米村先生がそんな話をしていたということで・・・
どうやらノートをとる習慣がないようなのだ。
それも一部でなく,ほっておくと大多数がノートをとらない。
それで,数学の質問に来てノートを見せてみろと言うと,・・・
板書したことをノートに書いてない!!
それで,それをまた1から書けと言うのか?という話。
もう1回同じ授業しろと言っているのに等しいのが生徒にわかっていないようなのだ。
高校でもそういう授業になっているのだろうか?
小学校や中学校ではそのように指導していると聞いたことがある。
つまり,ノートに書き写すのに夢中になるあまり,先生の話を聞かない生徒が多いのだ。
だから,話を聞く時は聞く,書くときは書くと時間を区切ってやる。
そんな授業を繰り返すうちに,生徒は「はい,ノートに書きなさい」の合図がないと書き始めないというようにプログラムされてしまっているのだ。
それで予備校に来てはじめて先生が何も言わなくても最低でも板書事項はノートに書いて,さらに先生の言ったことも付け加えて書くくらいのことを要求される。
おそらく,大学でもそうなのだろう。
予備校に来ないで大学に入った人の方が多いのだから。
そのまま社会人になって,ビジネスの現場とかでいきなり困ったりするのかもしれない。
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