[2012年5月16日]
新課程の1年生用の教科書をいろいろ研究中だが,高校の数学Aがたいへんそうだ。
新課程数学Aは,
?場合の数と確率
?整数
?図形の性質
の3本立て。
授業は2単位なのでこの中から2つを選択履修することになっている。
ところが,東大などはこれら全てが入試の範囲だと既に発表してしまったので,進学校なら3つともやらないわけにいかない。
週2時間で3時間分の内容をすることになる。
しかも,この整数分野はかなり難しい分野だ。
ある程度数学が得意な生徒ならなんとかなるが・・・
理科も基礎科目が登場して,今までの3単位だった?や?の内容をスリムにして2単位に再編集してある。
内容をそぎ落としたというよりも凝縮した感じがある。ちゃんとやったら3単位でも足りないのではないか。
要するに文科省のやろうとしていることは現場の状況にフィットしないのである。
現場はこの新しい教科書を元に,受験を見据えた指導をしなくてはいけない。
右往左往している。
それでも私学はなんとか対応するだろう。
そうでなくては進学実績がかせげない。
公立高校ではそれはほぼ絶望的。
受験に対応するカリキュラムを組むのは不可能だ。
ということは・・・
塾に来る人が大量に増加するかも・・・
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