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尾崎塾
富田教室

[2012年5月30日]

物理の勉強法

物理はね。

定義があいまいになってくると途中で間違ってくるんだよ。

(またパクリかよ)

いや,ホント,言葉の定義がわからずに公式だの計算だのやってもほとんど時間の無駄になっているのに気づかない生徒が多い。
多いどころか,ほぼすべての生徒がそういう状態。

かんたんな例。
自由落下の公式

「自由落下ってどんな落下?」
と聞くとほとんどの生徒は答えられない。
もちろん,
「初速度0の落下」
では不正解ですね。

「加速度」の定義とか「速度」の定義とかをするのに,「時間」と「時刻」の違いがわかっていなければ話にならない。
このように,最初に学習する内容に使われる用語をしっかりと理解せずにどんどん進んでいくから途中でわからなくなるのだ。

だからはじめの定義にしっかりともどって言葉を一からやり直さない限り,いつまで経っても物理がなんとなくわかったようなわからないような状態を続けることになる。

定義がしっかりとしてきたら,次にやるのは原理を学ぶこと。
法則ではなく原理が大切。
具体的には力学的エネルギー保存則なんてどうでもよくって,エネルギーの原理が重要だということ。
原理には適用条件がないが,法則はあれこれと適用できるかどうか考える必要がある。
それを考えずに適用するバカが物理できない病にかかる。
必ず成立する原理を使って解けば必ず解ける。

物理は必ず高得点がとれる。
だから医学部受験生には大人気だ。
必ず高得点できるのには理由があって,必ず解けるアイテムがあるからだ。
それを身に着けるのが物理の勉強というわけだ。



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