[2012年6月1日]
現代文は勉強してもしなくても同じというのは迷信。
実は現代文ほど勉強の仕方で得点が大きく違ってくる科目はない。
こういう科目の方が塾で教えてもらう値打があるというものだ。
まずそういう認識から改めないといけない。
勉強するにあたって要になる発想は「言葉さがし」だ。
どういう言葉をさがすかというと「出題者がさがして欲しいと思っている言葉」だ。
これが勉強法のすべてだ。
現代文は問題文に答えが書いてあるとよく言われるが,その意味がわかればあとは練習を積むだけ。
ではどこに書いてあるのか。
それを見つけるのがキーワードとなる言葉だ。
ウチの塾ではそういう言葉に蛍光ペンで色を塗らせて練習させる。
色をつけると一目瞭然。
どこにどんな言葉が使われているかがよくわかる。
すると答えがどこに書かれてあるかがわかる。
ちょっとしたゲーム感覚で解いていける。
発想を変えるだけでこんなに劇的に得点力が変わる科目もめずらしい。
根本的に変えないといけないのがコレ。
「太郎の気持ちを表しているのは次のうちどれですか。」
みたいな選択問題に対して,
間違う人は太郎の身になって考えてみたり,筆者が読者にどのように伝えたいか考えてみる。
こうすると正答できない。
正解する人の発想は出題者が設問の根拠とした言葉をさがしにいく。
その言葉を見つけてそれを根拠にした解答を選択する。
ほとんどその言葉が入っている選択肢が正解になる。
そういう発想で100問くらい解いたら飛躍的に得点力がUPする。
現代文こそ演習が非常に大切な科目なのだ。
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