[2012年6月7日]
望遠鏡にカメラを取り付けて撮影しようとしたんだ。
その望遠鏡,父親にねだって買ってもらった初めての望遠鏡なんだ。
小学生の時に天文が好きになったんだ。
望遠鏡をねだったのは小6の時なんだ。
当時1万円以上するものはなかなか買ってとは言いだしにくかったんだ。
でも欲しかったんだ。
誕生日か何かで買ってもらったんだ。
ミザール望遠鏡!
屈折経緯台式,口径6cm焦点距離1000mmなんだ。
土星の輪とか見えたときは小躍りして喜んだもんだ。
で,
それから何年経ったかわからない。(わかるけど)
さすがにいろいろとガタがきたり劣化しているわけ。
昨日望遠鏡にカメラをつけて天頂付近にある太陽めがけて鏡筒を向け,いざピントあわせをと思ったら,ピントが合ったところで止まらない。
ピントは昔ながらのラックアンドピニオン方式で,ねじをまわしてあわせるタイプ。
そう,鏡筒が真上を向いていて,カメラはその下についている。
ピントをあわせてもカメラの重量によってピント位置がズルズルと動いてしまう。
これでは写真は撮れない。
残念ながら思い出の望遠鏡での撮影は断念してCanonEF400mmF5.6L×2倍テレコンで撮影したのがこの写真だ。
以前に水星太陽面通過を撮影したときは,太陽高度がそれほど高くなかったのでピントがカメラの重量で動くことがなかった。
あるいはこの数年で劣化がすすんだのかわからない。
いずれにしてもそろそろ引退時期ということか。
そんなわけで拡大撮影ができなかったのが心残りだ。
斯くなる上は105年後にリベンジ?
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