[2012年6月14日]
たまには本業のテニスの話でも書こう。
シャラポワが全仏で勝ってグランドスラム達成してもほとんど話題にならないマイナースポーツではあるが,やっている人はわかるがとても奥が深くて楽しいスポーツだ。
私の青春時代はすべてテニスとともにあったと言って過言ではない。
テニスから学んだことだけで,そうだな,単行本を50冊だって100冊だって書けると思う。
そんなに学ぶことが多いのなら,クラブ活動に否定的なことを書くな!と叱られそうだが,ちゃんとやっているクラブ活動を否定したことは一度もないし,むしろ普通の人よりメッチャ応援している。
学校の先生の批判も書くが,ちゃんとしている先生もたくさんいるので応援している。
要するに,ちゃんとやってないのはダメだという単純な話しか書いていないわけ。
というわけでテニスからたくさん学べたのは,おそらくかなり一生懸命にちゃんとやったからだ。
なんとなくやっていたら少しの思い出づくりに終わっていたはず。
中,高,大とずーっとソフトテニスだったが,一応高校では三島地区で団体・個人とも優勝しているし,大学は1部と2部をいったりきたりではあったがトップレベルの学校だった。インカレ3位になったし。
そういうレベルの学校でレギュラーをとるのは至難の業だ。
特に背が小さい上に体力のない私が試合に出してもらうには・・・
そう,頭脳を使うしかないではないか。
だから,他の誰よりもいろんなことを研究した。
それで本が何冊も書けそうだということになる。
例をあげると,たとえばサーブを打つコースをたいていの選手は打つ前に決めているはず。
するとどこかにクセが出る。
つまりワイドにエースをねらいに行くときには,構える足の位置が変わったり,目線がそっちにいったりする。
そういうことを観察していると,相手がどっちに打つかわかるのだ。
あるいはカウントによっても傾向がでる。
ゲームが煮詰まってきたときの平行カウントでエースをねらいにくるとか。
そういうことを知っているから,私とやるときにだけそれが通用しないのだ。
いや,どうでもいい練習試合のときにはわざとそれを通用させておくこともやっていた。
公式戦の絶対に勝ちたいときだけ,なぜかエースが奪えないみたいなことになる。
とにかくいやな選手だったと思う。
こういうことは中学生高校生でもできると思う。
クセなんか非常にわかりやすい。
一度コートで仲間のプレーをじっくり観察してみてはいかがだろうか。
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