[2012年6月20日]
昨日はS台の授業で福岡から帰る途中,新幹線が止まった。
姫路で1時間以上停車。
進んだと思ったら西明石で停車。
静岡を先頭に500km大渋滞みたいな。
すべての駅に新幹線が止まって,東海道が動くのを待っていた。
高槻に帰ったら日付が・・・
もちろん台風4号の影響だが,これは想定される事態だった。
だからノートパソコンを持って行き,新幹線の中でいろいろと仕事をして過ごした。
予定通り!
それで,姫路で長時間停車している時に,車掌に食ってかかっている乗客が何人かいた。
車掌も対応がうまくなかったようで,さらに怒らせていた。
しかし,車掌が悪いのではない。こうなるのを想定していなかった乗客が悪いのだ。
昨日から台風が来るって何度も聞いて知ってたはず。
そのつもりで段取りを考えておかなかったのか?
何か不都合に出くわしたら誰かのせいにして生きてきたのだろう。
そういう人は学校の勉強もできなかったに違いないのだ。
次に何月何日に試験があるって何度も言われて知ってたはず。
そのつもりで準備してなかったのか?
こんな問題が出題されるとは思ってなかったとか?
ちゃんと準備できる人は試験の1週間以上前から計画的に準備している。
試験ができなかった場合,決して誰かのせいになんかしない。
先生が悪い,親が悪い,社会が悪い・・・
いや,君の社会科の点が悪い?
準備していなかったその本人が悪いのである。
現行の入試制度,学校の先生,通っている塾,家庭環境,人はさまざまな条件で入試を迎える。
その中でちゃんと勉強して学力をつけた人が将来的に有望なのだ。
世の中,もっと複雑でさまざまな条件の中で仕事するのだから,入試をとりまく現状なんか単純な話だ。それに対応できないようでは話にならない。話にならない人間だとレッテルを貼ってくれるのが入試だと思えばいい。一度レッテルを貼られたらなかなか剥がせない。
学歴社会を批判的に論ずる人も多いが,それは勉強をあまりしなかった層が多く,そういう人に迎合しているだけだ。
政治家もマスコミも大衆の支持を得ないと飯が食えない。
しかし,ちゃんと真面目に勉強する人こそもっと優遇されて,いい仕事をどんどんしやすい世の中にならないといけない。
ウチの塾には今日も朝から真面目に勉強している生徒がいる。
こういう生徒たちには明るい未来が待っていると信じているし,そうなるように我々大人がしていかないといけない。
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