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尾崎塾
富田教室

[2012年6月23日]

結局は親の役割が大きいという話

ウチの塾ですごく伸びる生徒も多い。チラシに書いてある2ランク上を目指すというのは誇大広告でも何でもなく,本当に本人が思っている以上に伸びる。

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理由は単純で,今までやりたかったことが存分にできるからなのだ。すなわち勉強する環境が非常に整っているので,100%勉強に集中できるということ。塾の体験で「うれしかった」と言う感想を聞くことがある。この言葉は,今までこんな環境をさがしていたということなのである。やっと見つけたという感じ。20人のうち19人はおそらくこの環境を買ってくれた親に非常に感謝していると思う。感謝の気持ちがあれば伸びる。不幸にして勉強させる親を恨んでいるような生徒は伸びるはずがない。

実はやる気を出させるいい方法を知っている。何人もの生徒にそれをやってみて,効果のあることは確かだ。何も特別なことは言わない。ちょっとストレートすぎる気もするが,勉強しない人間をけなすだけ。努力しない勉強しないで何の能力もない,そんな奴は給料をもらう資格がない(生きていく資格がないとまでは言わないが,それくらいの勢いで言う)という話。先生が悪い,親が悪い,社会が悪いと言うのは勝手だが,そういうおまえが一番悪いので給料なし。家もない。段ボールで暮らせ。と世の中のあたりまえを教えてあげる。それより勉強して能力を身につけて,その能力を発揮して他人の役に立てば給料がもらえる。悪徳商法で得た金なんかではなく,他人に喜ばれて得た給料で裕福な生活する。さっきの段ボールの家とどっちがいいか尋ねると全員が後者を選ぶ。選んだのならそれをやれ。やらなかったらまともな生活をする資格なしだと言ったらたいていの生徒はやるようになる。
要するに今まで世の中を甘く見すぎているだけなのだ。自分で世の中を渡っていく選択をせまられてはじめてやる気になる。こんなことは本来は父親が言ってやるべきことだ。いろんな事情で父親がそういうことができない場合もあろう。そういうケースはウチの塾が父親的な役割をすることになる。指導方法は非常に父親的だ。つべこべ言わずにやれというだけ。やらないと怖い。怖いと言っても退塾させられるだけだ。命を落とすわけではない。将来の段ボールの生活と比べたら,今の時期にちゃんと勉強する方がはるかに楽ちんなのだ。そういうさまざまな事がウチの塾で学べる。
間違ってもこういう話は母親がしてはいけない。特に受験生の母親がガミガミ言えば言うほど成績は下がると思っていい。言わないとしない。だけど言うともっとしないのである。精神的に一番キツイのは親なのである。そういう親御さんが私と懇談すると,どういうわけか100%「非常に気持ちが楽になりました」と喜んで帰っていかれる。その面談だけでウチの塾を選んだ価値があると思うくらいだ。結局生徒のやる気とかいうのは親を映しているだけなのである。親が変われば子供は間違いなくいい方向に伸びていく。




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