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尾崎塾
富田教室

[2012年6月30日]

間違いなくありそうで残念な話

複数の公立中学校で考査前の質問会と称するものをやっておられるようだ。
テスト勉強をして,わからないところを質問できるすばらしい企画なのだが,果たして実際のところどうなのかと心配している。
先生にとっては放課後の時間を質問会にとられてたいへんだろう。
ちょうど試験作成の時期になっているわけだから,非常に忙しいことになるが大丈夫だろうか。

先生が忙しすぎるのも心配だが,興味があるのは,どんな生徒がどんな質問をするのかだ。
たとえば400人の生徒がいたら何人くらい質問会を利用しているのか。
当然,400人が殺到したらどうしようもない。
学校側はせいぜい数十人と見込んでの企画だろう。

しかも,今度の木曜日に試験があるのに,前週の金曜日に質問会をやってもほとんど来ないのでは?
まだ試験勉強してないし。
そこで,どんな質問になるかを想像してしまった。
きっと一番多い質問がコレだ。
「先生,どこが試験にでますか?」

間違いない!(長井秀和の口調で)

正確に書くと,
「せんせー,どこ出るん?」
タメ語!!
私だったら,そういう言葉づかいでそういう内容の質問しかないのなら質問会なんかしないけど・・・
公立中学の先生方は人間ができてらっしゃる?

さて,試験の前日に質問会があると,また違った質問になる。
「先生,この問題解けないんですけど・・・」
これもまた困った質問である。
その問題の解き方を散々授業でやったのにである。
翌日が試験だというのに,今頃できませんと言われても・・・
そこで最初から説明をしてさしあげるのだろうか。
まあ,塾ならそれをしてあげますが,学校でそれをやると逆にえらいことになってしまう。
つまり,普段の授業を全然聞いてなくても,前日に質問会に駆け込めばなんとかなるという風潮に・・・

というより,もっとリアルな風景が目に浮かぶ。
先生がカクカクシカジカ一生懸命に教えてあげる。
生徒は一生懸命に聞いてるフリをしている。
先生が教える。
生徒は聞いてるフリ。
教える。
聞いてるフリ。
そして最後に生徒は一言。
「で,せんせー,その問題出るん?」

残念!(ギター侍風に)




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