[2012年7月4日]
神戸学院大が、法科大学院の学生募集を停止する方針を固め、学生に説明したことが関係者への取材で分かった。(産経)
全国の法科大学院で4校目となるそうだ。
司法試験とか目指すなら,大学に入る時点で相当な学力を有していないとダメ。
冒頭の大学程度の学力なら話にならない。
大学と大学院は別モノとはいえ,やはり名前的に○○学院大では見劣りする。(個人の感想です)
学力があればもっと上位の大学院をめざすだろう。
どの大学も,時流にのって学生を集めようとする。
たとえば10年くらい前には理学療法士が大人気になった。
そこで,いろんな大学が理学療法士の学科を新設した。
現実にはそんなに世の中に理学療法士は必要ない。
たぶん,理学療法士の資格を持っているが,ぷー太郎の人が増え続けている。
薬学部もそうだ。
上位伝統校は相変わらずの難関だが,新設の下位校は偏差値40台の前半から30台。
だれでも入れる大学で,薬剤師になれる?
仮になれたとしても就職がない。
大学入試の化学で偏差値が40では,そんな人の調合した薬にミスが多発すること間違いない。(長井秀和の口調?)
理学療法士も薬剤師も,そして法曹関係の人間も,社会がそんなに多く必要としていないのだ。
それを政治や行政の思惑で増やそうとしても無理。
世の中のしくみがわかっていない人が,こういうバカな状況をつくってしまう。
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