[2012年7月12日]
「真面目」という言葉と「要領がいい」という言葉は対極にあるように考えていませんか?
実はこれは同義と言ってよいくらいなのです。
要領がいいというと何かちゃらんぽらんで悪いイメージがありそうですが,真面目に目的を達成しようと突き詰めていくと,能率がよくないと目的達成に近づかないことができてきます。
そこで,効率化するために要領よくできるようになっていくのです。
6を7回たすのを突き詰めると,6と7を掛け算することになります。
いつまでもノロノロと足し算している者は,真面目に答を出そうとしているとはいえません。
真面目な人ほど要領がいいのです。
「コツコツ」やるという言葉と「ノロノロ」という言葉はどうでしょう?
同義ですか?
これは対極にある言葉です。
コツコツとは,階段を昇るように1段1段という意味です。
言い換えると,段の高さの分は一気に上昇していくのです。
「グングン」と言い換えてもいいです。
ノロノロはカタツムリが坂道を登るようなものです。
連続性がありますが,上昇スピードは人間が階段をトントンと駆け上がっていくのと比較になりません。
コツコツとは,一歩一歩ですが,トントンと階段を駆け上がるようにスピード感のあるイメージで捉えて下さい。
勉強にはスピード感が大切です。要領よく,効率よく,ある程度のスピードを保っていかねばなりません。
今日から,真面目に要領よくコツコツと頑張りましょう。
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