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尾崎塾
富田教室

[2012年7月25日]

そんなことも教えてます

システム英単語のミニマルフレーズを覚える演習

生徒の目の動きを観察していると,きっちり演習できているかどうか判断できる。
残念ながら,きっちりできている生徒が少ないので,どのように演習すべきかを説明した。

img1
ミニマルフレーズとは,過去の入試問題にどのようにその単語が使用されているかを分析してあって,頻度の高い使い方が効率よく頭に入るような短文なのだ。

adjust to a new school 新しい学校に慣れる

みたいにadjustという単語は使われるのだと覚えられる。

これを書いて覚える演習をさせると,十中八九こうする。

adjustのadだけ写す→justを写す→to a newを写す→schoolを写す

みんなこのフレーズを写すのに途中に2〜3回は元の文を確かめにいくのだ。
それが目線を見ているとわかる。
「それって,フレーズを覚えてないやんっ!」
とツッコミを入れることになるのだ。
「っていうか,単語も覚えてないやん!」
とツッコミを重ねたくもなる。

書いて覚えるというのはこういうことだ。
見て覚える(input)→記憶を保持する(keep)→覚えたことを紙に書く(output)
このどれが欠けてもダメなのだ。
そのそもそもinputからできていないのだから英語ができるようになるわけがない。

なんか,たくさんやって覚えたつもりなのに,とか,勉強しているのに成績が・・・とかの原因はそもそも頭に入れていないということが考えられる。
何のためにやっているのか,そんなこともわからないようでは,そもそも合格する資格がない。
逆にちゃんと身に着ける勉強を実践すれば合格は近づく。



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