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尾崎塾
富田教室

[2012年8月3日]

参考書を持って来てくれた阪大生

先日来てくれた阪大生とは別の阪大生が使っていた参考書類を持って来てくれた。

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ウチの塾は塾生が自由に閲覧できるよう,本棚にたくさんの参考書,問題集を置いてあるのだが,そこに補充させてもらう。

一般には手に入らない某予備校のテキストやZ会の教材も持って来てくれたので,こういうのはこちらの教材研究用に役立つ。
世間で一応評判の予備校やZ会の提供する内容に比べてウチの塾の内容が遜色なければまずまずの水準は保てているという目安になる。そういう意味で予備校のテキストなどは参考になる。もちろん駿台のテキストはいつでも見られるのだが,他の予備校のは手に入らないので助かる。

それから現役の大学生が来てくれると,今の大学の様子がわかる。
我々の頃はもっとのんびりしていて,大学の1年生からちゃんと勉強している人は少なかった。
はじめの1年半は教養課程といって,理系であっても日本史や経済学,日本国憲法や政治学,心理学など,人文社会学系の単位をいくつかとることになっていた。
しかも,だいたいは誰かのノートを借りて試験当日に持ち込めば単位は簡単にもらえたのである。
1年半経つとやっと専門課程の理学部の授業が始まったので,ぼちぼち真面目にやろうかっていう感じだった。
ところが,今は私立も国公立もちゃんと1年次から専門の授業があって,そこで置いて行かれると後で困ることになる。

昨日来てくれた学生は,前期入試で東大を受験して,おそらくあと一歩のところで不合格。
後期の阪大は余裕で合格だった。
その学生でも今は試験中で,かなり必死でやらないとヤバイようだった。
そういう水準の内容を大学1年の時からきっちりやっているのだから,日本の将来も明るいというものだ。
(私なら確実に留年している・・・)



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