[2012年8月8日]
今朝も教室の観葉植物が朝日を受けてきれいだったので撮ってみた。
そういえば今日はもしかして葉っぱの日?
緑を大切にしようとかの日かと思ったら・・・
青汁を飲む日らしい。
葉っぱの写真を撮るのは好きだ。
逆光で,光が透けてくるのがいい。
紅葉も順光で偏光フィルターかまして撮ると美しいが,逆光の写真の方が好きだ。
偏光フィルターは便利だ。
順光では反射光がブルースターの法則によってある角度において完全な偏光になるとされる。
だから偏光フィルーを用いてその偏光をカットすれば,反射光によるテカりをカットできるのだ。
ところで,透過光で偏光フィルターを使用して意味があるのか。
実は鉱物顕微鏡ではまさにそれを使って鉱物鑑定をしている。
鉱物の結晶構造によって,透過光が偏光する。
偏光する角度が鉱物によって違うので鑑定できる。
黒雲母なら劈開にそってもう一枚のフィルターを真っ直ぐかますと暗くなる(0°で消光する)のに,角閃石の消光角は20°,輝石は45°というように違ってくるのだ。
話が逸れた。
葉っぱの日だった。
葉っぱの透過光は,おそらく偏光ではない。
なので偏光フィルターと使うと暗くなるだけで意味がない。
でも,暗くなるので,一種のNDフィルターとして使用する向きもある。
モノは使いようである。
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