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尾崎塾
富田教室

[2012年8月11日]

座右の銘のある人生

ある塾生の背中。

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そういう気持ちで日々しっかり取り組めば,きっといいことがある。

毎日を頑張るために,何か自分が信じられる言葉があるとよい。
座右の銘というやつだ。
その信念,信条に従っていけばブレることのない大切な言葉。

ちなみに私の座右の銘はコレ!

「金持ち喧嘩せず」

はぁ?という反応をもらうのが常だが,よく考えると座右の銘にしてもいいような深い内容が感じ取れる。
この言葉は打算的に行動するのをすすめているわけではなく,「金」はもちろんお金でもいいが,金メダルでもいいのだ。
お金でも金メダルでも,持っている人には余裕がある。
心の余裕だ。
だから些細なことで喧嘩しない。
でも,逆に,些細ではなく重要な件について喧嘩できるのは金持ちでもある。
つまり,余裕がない人は組織をクビになるのが怖いので,大切な案件に対して上司と喧嘩などできない。
正義に照らして行動できるのは,自分の基盤が安定していることが条件だ。
金メダリストにもなると,その競技だけに留まらず,スポーツ界全体にでも何かと発言権が増すのでは?
そのあたりになると,結局自分のことではなく,他の人のために喧嘩しなければならないことが出てくる。
金持ち喧嘩せずの喧嘩は自分の利害に関する些細な喧嘩であって,大所大局に立った他人のための喧嘩ができるのは金持ち側の人なのである。

そういう意味で世の中に正義感の強い金持ちが増えるといいと思う。
また,自分はそういう人になりたいと思って生きている。


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でも,本当の座右の銘は他に持っている。
それは公開せずに,本当にいつも自分の心の中心にある言葉。