[2012年8月12日]
塾の向かいの電気工事屋さんにある岩。
緑色。
縞模様がある。
ち密で硬そう。
こういうのは,比較的低温で高圧の下でできる。
鉱物が圧力によって一定方向に配列するので縞模様になる。
結晶片岩という変成岩なのだ。
緑色なので緑色片岩ともいう。
近畿では和歌山へ行くとたくさん見られる。
中央構造線の南側に帯状に分布している。
この岩石の鉱物を詳しく調べると,どんな温度と圧力でできたかが推定できる。
日本列島形成の過去を解明する手がかりとなる岩石なのだ。
あちこちに,石碑や石垣として利用されているので,近所で同様の岩石をさがしてみてはどうだろう。
夏休みの自由研究にいいかも。
にほんブログ村
にほんブログ村