[2012年8月23日]
各私立高校が生徒募集に忙しい夏を過ごしている。
大阪は私学に追い風が吹いているとはいえ,だからこそここで生徒が来てくれないようでは存亡の危機だ。
今回は,一般の生徒・保護者が見落としがちな学校案内パンフレットの見方を紹介していこうと思う。
★写真にだまされない
まず,表紙をかざるようなかわいい生徒,イケメンの生徒はモデル(笑)
基本的に,パンフレットの写真はプロの写真家が撮影するので,モデルを使ったりもするし,普段はないような美しい場面を演出したりするものだ。
本当にリアルに学校の様子を写しているわけでは決してない。
パンフレットの写真には良い所しか写っていないのだ。
しかも,普段ではあり得ないくらい良い写真。
報道番組では禁止されている「ヤラセ」写真ばかりと思ってもいい。
今はデジタルでいろいろ加工もできるので,教室の端っこにタバコが落ちていても,写真では修正で消せるわけで(そんな学校はめったにないが),写真を見てもかなり割り引いて判断すべきなのだ。
授業風景などは明らかにモデルばかり集めた授業もあるが,普段の授業が写っている場合は,雰囲気を知る参考にはなる。
実際の生徒の様子があまり写っていないパンフレットは,実際の様子があまり良くないのかも。
とにかく写真はイメージを良くするためのモノでしかない。
実際に学校に足を運んでそこの生徒,現場を見るのが一番だ。
普段の通学の様子などでも,だいたいの学校のレベルが知れるというものだ。
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