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尾崎塾
富田教室

[2012年8月23日]

学校案内の正しい見方2(設置コース編)

★コース紹介

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私立高校でのコースほどわかりにくいモノはない。
まず,名称が学校によってみごとにバラバラ。
まあ,一般には進学とか総合コースがあって,その上位に特進コースがある。
特進SのようにSがついてる方が上というのはわかる。
これが特進?と特進?になるとわからない。
他に,公立の文理科のように,文理コース・英数コースとか理数コースもある。
?類,?類などもどっちが上位かわからない。
実際,ある学校は?類まであって,?→?→?とアホ→マアマア→カシコだったり,他の学校は?→?→?の順にカシコ→フツウ→スポーツだったりする。
(ここでおわびと御願い=アホとの表現が不適切だとお考えの方には不快な思いをさせまして申し訳ありません。ここは「アホ」を「その他大勢」と読み替えるか,塾業界での隠語「運び屋」と読み替えていただければ幸いです。「運び屋」は授業料を運んで来て下さる「お客さん」という意味です。ま,大阪でアホというのはある意味誉め言葉だったりしますし,普通の人という意味ですけどね。)
それどころか,どれがアホでどれがカシコかわからないようにするために(としか思えない)名称を工夫?している学校もある。
プレップコースとパワーコースはどっちが上?
パスカルコースとスーペリアコースとクレセントコースは?

それで,どのコースに行っても,一人一人の生徒の希望に応じた丁寧な指導が受けられるように書いてある。
ンなわけない。
基本的に,進学校であればトップのコースに有能な先生が集められて,手厚い教育が受けられる。
私学といえども,有能な先生ばかりではない。
中には相当なハズレ教師も混ざっているのだが,それはパンフレットからは見えるはずもない。
コース制は,あくまでどの大学をターゲットにしているかで分かれているので,それなりの学力であれば入れるし,学力がなければその他大勢のコースになる。
その他大勢のコースに行けば,ハズレ先生のいる可能性があるが,その中で頑張るしかない。
場合によっては学年の変わり目で上位コースへの道もある。
その基準はパンフレットには書いてないので,個別に問い合わせるしかない。
ここは気をつけないと後悔することになる。
入学時には「上位コースの道もあります」とうまいことを言っておきながら,実際はかなり厳しい条件だったりする。
「中卒でも総理大臣になった人がいる」とか「高卒でも一流企業に就職した人がいる」とか「三琉大でもベンチャー企業で大金持ちになった人がいる」みたいな甘い誘い?
実際にあなたがその大逆転組に入る可能性はかなり低い。
入ってから頑張ろうと思わずに,はじめから上位コースに入れるように中学生の時に頑張っておくべきなのである。



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