[2012年8月24日]
★建学精神
コレは意外に大切なのだ。
一本筋が通った教育というやつ。
時代の流れとともに,世の中が変わっていくので,変に生徒や保護者に迎合して何が大切かわからないご時世だ。
そんな中で,100年以上前から変わらずに大切なモノもあるはずで,それを実践する学校は何となく安定感・信頼感がある。
特に宗教をバックにした学校はそれが強固なので,パンフレットに書かれている建学の精神や校訓に共感できるかどうか確認しておこう。
だいたい,世の宗教家っていい事を言っている。
だから多くの人を集めるわけだ。
それに,宗教がバックにあっても洗脳されるわけではなく,改宗をせまられるわけでもない。
例えば真言宗の家の子が浄土宗の学校に入っても全く困ることはないし,キリスト教の学校にだって入れる。
日本人はそのあたりは融通が利くので,学校選びの際に宗教というのはプラス要因になる場合が多い。
もちろん,宗教がバックにない学校も建学精神や校訓は大切だ。
ただ,ちゃんと実践されているかは要注意。
何か耳触りのいいことを書いてあるが,本当にそれが実践されているかは怪しい。時代に流される生徒・保護者に合わせつつ,進学実績=生徒数=お給料という発想で動いている可能性だってある。これはパンフレットを見てもわからない。ちゃんと理念とかをうまく書いてあって,理想的な教育が行われているように見える。ホームページやパンフレットは「こういう教育ができたらいいなあ」であって「こういう教育をしています」ではない場合があるので注意して読むべきだ。
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