[2012年9月7日]
大学入試センター試験の受験案内を取り寄せた。
大きな変更点は事前にいろんなところで聞いているだろうが,受験生はあらためて受験案内を隅から隅まで読んでおくことをおすすめする。
読んでわからなければ進路の先生などに問い合わせること。
塾生はもちろん塾で聞いてくれてもいいが,現役高3生の出願は必ず学校を通じてしかできないので注意。
学校に黙ってコッソリ出願するなんてことは無理なのである。
大きな予備校に通っている人はそこで指示があるし,みんな同じように動いているので出願しそこなうことはめったにない。
ウチの塾は各自で取り寄せてもらう。
こちらで用意してあげるのはカンタンだが,それくらい自分で請求できるようでないと話にならないと思うから。
自宅浪人している人で,時々センターの出願をしそこなう人がいる。
誰も何も言ってくれないのだから,自分でしっかりと出願時期を把握しておくべきなのだ。
それすらできないようではそもそも受験資格以前の段階で資格なし。
受験案内の中に受験料の払込票が4枚入っている。
2教科以下と3教科以上で12000円と18000円の違い。
実質2教科で受験できるところは少ないのでほとんどの人は3教科以上となるだろう。
さらに後日成績通知してもらうかどうかを選ぶ。
これはプラス800円かかるが,ぜひ通知してもらうを選ぶべきだろう。
合格,あるいは不合格になった後に通知してもらっても意味がないし,自己採点しているので自分の得点は知っていると考える人がいる。
しかし,通知をもらって,実際の得点と自己採点した得点を照合してみて欲しい。
これがピッタリ合う人は少ないのだ。
まず自分のマークした解答を控える時の転記ミス。
ひょっとしたらマークミスしているかもしれない。
自己採点のときに完答で得点があるのに勝手に部分点を与えたり。
その他,選択科目を間違えてマーク,あるいはマークせずに0点とか。
不合格の原因がわかったりする。
逆に,本当の点数がわかっていたら怖くて受験できなかったような大学に合格していたというケースもある。
もしも本当の点数ならD判定。
自己採点を間違えてプラス50点くらいに見積もっているケースは結構あるのだ。
それだとB判定だから受験したというケースもよくあるのだ。
そういうことで,世の中のいろんなことがわかる。
人生経験の一つとして開示された本当の得点を見ておくとよいのである。
センター試験の出願期間は10月1日から12日。
試験日は来年1月19日・20日である。
にほんブログ村
にほんブログ村