[2012年9月24日]
わかりましたか?
これが答え
↓
アメダスで使っている雨量計の中身です。
ヒントで示した漏斗状の部分は,濾水器といい,一度そこへ水をためて,上澄みを下の測器に流す働きをしています。
どうして直接測らないかって?
いきなり落下させると勢いがありすぎて,満杯でないのに傾いてしまいますし,大気中の砂などの異物を一旦沈積させて取り除く働きをするのです。
ここで迷った人もいたかも。
雨量計は直径20cmの円形受水器で集雨するのですが,それにしてはあの部分は小さすぎますね。
あっ,ボールペンは偶然写っているのではなくスケールとして入れてあるんですよ。
知ってた?
さて,ここで問題。
公園のシーソーのように,というか「鹿威し(ししおどし)」みたいに片側に水が満杯になったら反対側に枡が転倒して雨量を測りますが,1回の転倒に要する水量は15.7ccなんです。
どうして15.7という中途半端な数にしたのでしょうか。
わかった人には気象予報士試験の受験資格を差し上げます。
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