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尾崎塾
富田教室

[2012年9月25日]

昨日の答

どうして15.7ccなのかの答はコレ
   ↓
img1 円周率ですね?



まだわからない?

3.14を2で割ると1.57でしょ。
10倍すると15.7でしょ。

問題文にヒントがありました。
直径20cmの受水器ということは半径は10cm。
面積は10×10×3.14で314平方センチ。
そこへ1mmの雨が降ると,1mmは0.1cmだから,
314×0.1=31.4立法センチ=31.4ccなのです。

転倒マスの容量を15.7ccにしておけば,1回の転倒で0.5mm。1往復でちょうど1mmの降雨となります。

そういうわけで15.7ccということにしてあるんですね。

他に,雨量計にはいろいろと工夫がしてあって,よく見ると排水穴に金網があります。
しかも二重にしてあります。
これは中に虫が入ってこないようにするためです。
決して排水を濾すためではありません。
特に冬場は,降水が凍らないように雨量計にはヒーターがついていたりします。
虫は喜んで入ってきますよね。
で,中で巣でも作られたらうまく回転しなくなります。

測器はいろいろと考えて造られているんですね。


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