尾崎塾
富田教室

[2012年10月15日]

台風進路の信憑性も疑ってみよう

模試もいいかげんだが，台風の進路予想も場合によってはかなりいいかげんだ。

台風２１号の動きが遅い。

今は風のあまりないところにいるので，どこに行くかはわからない。
フラフラしている。

台風っていうのは独楽が回っているのと似ていて，それ自身はどちらへ行こうとは思っていない。
傾斜があったら低い方へ行くだけ。
今は傾斜がほとんどないので，机の上で独楽が回っているように，どこに行くかわかったものではない。

だけど，予報はしなくてはならないので，仕方なくでっかい予報円を描いて，その中に入って欲しいと願っているのが予報官なのである。
その円に入る確率が７０％との予報だから，でっかい円を予想しておいて，万一はずれてもその３０％になっただけだと言い逃れができる。

こないだ書いた模試の判定もこれと似たようなものだ。
７０％も当たればいい方で，ほとんど相関のない科目も同様に確からしく判定している。

台風と違って，志望校へはちゃんと学力をつけていけば確実に近づいていけるのである。
そういうことがわかっている人が合格を勝ち取っていくのである。
いや，わからなくてもそれを信じて努力できていれば，合格へとたどり着くのである。
それだけのこと。






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