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尾崎塾
富田教室

[2012年10月25日]

大学で人生が決まるのか?

ちょっと前の雑誌特集。

おなじみの?週刊ダイヤモンドの「大学全比較」
img1 まあ,総合評価がとんでもなく偏っているので,ほとんどあてにならないが,正味の就職率など参考になるデータも載っている。
偏っているのは,医療系のポイントが異常に高いこと。
一般の大学と比較すること自体無理がありそうだ。

正味の就職率は大学が発表しているのと微妙にずれていたりする。
でもだいたいの数値は見て取れる。
関関同立でも近大でも甲南大でも80%くらいだ。
これは京大や阪大が83%ということを考えると最大値に近い。
当然,就職率が同じでも行先はかなり違うと見る。
だから,就職率で大学を選んでも全く意味がないことがこの記事からわかる。
ちなみに東大は67%しかない。
が,しかし,やはり●●学院大学などは70%とかそれ以下である。
どこでもいいから就職させてくれと言っても80%にはできないということ。
それだけ門前払いが多いということだろう。

こう書くと,大学の名前で差別されているような印象を受けるかもしれない。
若干そういうこともあるが,ほとんどはそうではない。
しっかり人物を見たら,結果的にそうなるのである。

だいたい大学の受験勉強でちゃんとできない人間が入社の時点でよい成績にはならない。
いろんなことがよくわかっているから就職できるのである。
だから,上位の大学に入学できる頭を高校生のうちにしっかりつくっておけということだ。
もし入学時点で頭が悪かったら,入学してからしっかりと力をつけろということ。
だが,残念ながらその大学にはしっかり勉強する人間が少ないので,よほど頑張らないと就職時点でダメと判定される。
とはいえ,どの大学からも何人かは一流企業に就職しているわけで,本当にちゃんと頑張れば大学はどこであっても就職は大丈夫なのだ。

そういう当たり前のことを再認識するのに,こういう雑誌は役立つのである。

頭の悪い高校生は,就職にいいから理系とか医療系とかをめざす。
その前に,自分は何がしたいのかをよく考えて,自分に向いている方面で社会に貢献することを考えるのが大切だろう。


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