[2012年11月1日]
若者の3年以内離職が塾や飲食業で半数近いと昨日の朝日に載っていた。
塾を辞めると書くと生徒?講師?あるいは経営者?
生徒が3年以内に辞める。
まあ中1や高1で入塾しても3年生修了で退塾という場合がほとんどだろうから珍しくもなんともない。
ただ,この11月で途中退塾した生徒がウチの塾でも3人いる。
途中で辞めてそのあとうまくいくといいが,追跡調査できないので心配ではある。
他の塾だともっといいかもと考えるのはわからないでもない。
実際そういうこともあるだろう。
以前から思っているのだが,もっと自由に塾を移籍できるシステムをつくったらいい。
しょーもないクーポン券よりずっといい。
たとえば月の途中で他塾に移籍する場合,既に払った月謝を移籍先の月謝に振り替えることができるようにすればいい。
もったいないから月末までその(学力が伸びない)塾に行くという必要がなくなる。
講師が3年以内に辞める。
これが新聞記事の話で,他には医療機関も離職率が高いという。
確かに生活が不規則ではあるが,だから他の職種が務まるかどうかは疑問である。
おそらく統計の取り方に問題がある。
ある塾を辞めたら離職とカウントしているのではないか。
学校の教員になる場合もあるかもしれないが,他の塾に引き抜かれている場合も多いだろう。
そういうのを一般企業の離職と比較するのはいかがなものか。
たとえば阪神をクビになってオリックスに移籍するのは一度離職したことになるのか?
経営者がやめるは「止める」かな?
塾をたたむという場合だ。
でも3年以内に止めるのはどうか。
どんな事業でも3年くらいは続けてみようよ。
しかし,経営者にはもう一つのやめるがある。
「病める」
病気で塾経営ができなくなる可能性がある。
ウチの塾の近所でもそういう個人塾があった。
そういうリスクは極力少なくしてあげないと塾生に申し訳ないので,健康には気を付けよう。
いずれにしても,一度やり出したら3年は頑張るのが普通だろう。
特に会社などを辞めるのは相当に辛抱が足らない。
それまで世の中を甘く見すぎていたということだ。
実はウチの塾も社員を募集しているのだが,一向に応募者が現れない。
なぜだろう?
条件は・・・「早起きできる人」
これがなかなかいないのだなあ・・・
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