[2012年11月18日]
今日は中3の生徒のみ特訓。
家でこれだけ集中できれば言うことないが,それができないようなら塾でしっかりやるのが吉。
一方で,塾の自習室をフルに使ってやっている生徒も10名くらいいた。
こっちの方がお得ではある。
第一特訓料金がいらないので親の懐が痛まない。
本来は特訓をしてもらうよりも自学自習できるようになるのがいいに決まっている。
ただ,教材を設定してもらえないので,自分で計画しないといけない。
まったく受け身では自習は不可能。
自習計画ができない生徒は意外に多いのだ。
まず,教材を自分で用意できない。
自分に合った演習問題を書店ではじめからさがすのは難しい。
塾の特訓は豊富な教材の中でレベルに合ったものをこちらが選んであげるので,そこに時間をかけなくてよい。
で,どれを何時間くらいやったらいいか考えるのも難しい。
この状態の生徒が自学自習できるようになるまで半年かかるとすれば,中学3年生の場合完全にアウトなのだ。
当面,特訓を買ってでもやった方が高校受験を考えた時に得策というわけ。
まあ,高校に入ってからもウチの塾に来て,高1の間に自学自習の力をつけるとか,そういう長期のビジョンに立って利用してもらえればいい。
いずれにしても最悪は,塾に行くのもめんどうだから自宅でやると決めたものの,自分の部屋でだらだら過ごして大切な日曜日に何もせずに終わること。
今日,塾生がやったように日曜日に集中して7時間半の演習をするとしないでどう違うか。
1年間にそういう日曜日が40回あるとしよう。
40×7.5時間=300時間
前にも試算したが,これはザックリと3科目の偏差値をプラス5するくらいの勉強量なのだ。
プラス5だと思っているところの2ランク上をねらえるという話。
それを2年とか3年続けると,今は平凡な成績の人も違った世界を見ることが可能。
そういった差がつくのが日曜日の勉強なのである。
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