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尾崎塾
富田教室

[2012年12月24日]

子育てと将棋

今は小さいころから電子ゲームばかりで遊ぶ子供が増えていると思うが,やはり昔からある遊びはやらせてあげたいと考えていた。
幸い,息子の通っていた小学校では古典的な遊びも流行ったりしていたので良かったと思う。
それで,小学校の部活動に「将棋」があって,どうやらそれに入ったようだ。
たぶん,小学生の同級生の中では勝ったり負けたりで楽しんでいたと思う。
何度か相手をしてあげた。
はじめは全く話にならないような指し方だったが,ある時ちょっと油断して負けてしまったことがある。
それはそれでいいのだが,その後はいつも真剣に指して負けるようなことはしなかった。
よく,子供相手だから時々は負けてあげたらいいのにという声を聞く。
大人げないとか。
しかし,男の子の子育てで非常に重要だと考えていることがあって,やはり父親は息子にとっては大きな存在であるべきだと思うのだ。
だから,将棋でも何でも父親にはかなわないということを心の底から感じてもらわないといけない。
やがて,そんな父親に追いついたり追い越したりしたら,本人が本当に成長したといえるから。
息子がテニスをはじめても,試合をして全く手を抜かずにやってた。
1セット,1点もやらないような試合をしてあげた。
まあ,端から見てたら大人げないように見えたかも。

逆に,娘を相手にするときはこうはいかない。
すこし手加減して,負けてあげることもした。
娘にはどうしても甘くなってしまうのが父親というものだ。

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