[2013年1月4日]
2013年ということで,2013という数字を素因数分解してみたくなった。(異常な数値愛好者か?)
まあ,2+0+1+3=6であるから,3の倍数ではあるな。(これは常識!)
で,20+13=33であるから,〔 〕の倍数やなあ。(???)
さて,この〔 〕に入る数字は?
ヒント:サッカー
はい,正解!よくわかりましたね。11ですね。
2013=3×11×61です。
61はどう見ても素数やなあ。
ちなみに,11の倍数の見分け方は,上でやったように,2つずつ区切った数を足して,その数字が11の倍数だったらその数字は11で割り切れるということ。(へぇー,知らんかったわ)
実は,他の方法もあって,1つ飛ばしに2+1と0+3を計算します。
3と3ですね。
これを今度は引き算します。
3−3=0ですね。
この値が0か11の倍数なら11で割り切れるとわかるのです。
もう1つ例をあげると,10857はどうか。
1+8+7=16
0+5=5
引き算すると16−5=11
なのでこの10857は11で割り切れます。(なるほど)
さてさて,ここで問題です。(今までのは前フリ?)
上記のことを証明して下さい。
最近は,高1で習う数学Aにも整数問題があるので,こういう約数とか整数の問題を考える習慣をつけておくといいですね。
ではまた。
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4桁の整数abcdを考える。(千の位の数がa、百の位の数がb、十の位の数がc、一の位の数がdという意味)
abcd
=1000a+100b+10c+d
=10×(100a+c)+100b+d
=(11−1)×(100a+c)+99b+b+d
=11×(100a+c)−(100a+c)+99b+b+d
=11×(100a+c)−(99a+a+c)+99b+b+d
=11(100a+c)−99a−(a+c)+99b+b+d
=11(100a+c)−99a+99b−(a+c)+(b+d)
11(100a+c)と99aと99bは11の倍数である。
よって(b+d)−(a+c)も11の倍数ならば、abcdは11の倍数。
でもこれは証明になってない!
4ケタの場合しか言ってないからなあ・・・