[2013年1月16日]
私立高校の出願が近づいてきた。
ほとんどの生徒は12月の懇談で決めたところに出願するだろうし,公立併願の人は前期も後期も受験するつもりだろう。
ウチの塾生には,他では到底有り得ないようなアドバイス(と言っても,真実を教えているだけ)をしているからか,中学校の担任からこれも有り得ないようないやがらせを受けるケースがある。
担任の思っていた通りにならなかったからといって,生徒を殊更不安に陥れたりストレスをかけたりしないでいただきたい。
ひょっとして心ある中学校教員の方がこのブログを読んでいただいていたら,自分の学校でそのようなことがないか調べてみてはどうだろうか。
ウチの塾生のように,担任の指示に全く従わないようなケースは稀だろうから,そのような言動も稀になる。
しかし,ウチの塾ではしばしば聞く話である。
例1:「その成績で合格した人はいないよ。」
そりゃそうでしょう。その成績で過去に受験させていないのだから。
正確に言うべきです。「その成績で受験した人はいない」と。
でも,逆に言うと,その成績で不合格になった人もいないのですよ。
今回の生徒がその成績で合格する可能性はかなり高いのに。
例2:「他の人と比べて評定がかなり低いよ。私学の入試でも評定が少しは関係あるし。」
これには驚いた。開いた口が塞がらない。
私学の入試の合否判定に,評定は一切使用されないのだから,全くのウソ!
教員はウソをついてまで生徒を不安に陥れたいのか?
例3:「公立前期受けないのはクラスであなただけだよ。」
それがどうした?
前期をスルーして後期に集中した方がはるかに合格可能性が高いからそうするのに。
その後,さらに耳を疑うようなセリフが・・・
「自分だけ受けないと,それがストレスになるよ。」
いや,あなたのその言動こそがストレスなんですけど!!
例4:「志望校変えるなら願書を自分でその学校へ行ってもらって来ないとダメ」
これは意味不明だった。
塾の冬期講習の時間に,ちょっとぬけますと塾生が言うので理由を聞くと上記の指示。
勉強時間をけずって願書をもらいにいかなくてもいいでしょう。
勉強教えなくていいから,勉強時間を減らすような妨害だけはしないで下さいよ。
郵送してもらったり,親に行ってもらってもいい。
逆に担任がもらってきてあげるくらいのサービスが必要だろう。
予備校や進学校なら大量に願書を取り寄せて生徒が自由に持っていけるよ。
例5:「願書の清書を学校でして,書き直してはいけません。」
これは,事前相談と合わなくなるとめんどくさいからだろう。
とにかくめんどうなことが嫌いな先生が多い。
で,「修正液,修正テープで修正してはいけません」とのこと。
アホか?
願書を書く注意書きにそう明記してあったら別だが,全くそんな記載はないはずだ。
理由を聞くと「見栄えが悪い」とのこと。
見栄えが悪くても,ちゃんと書き直してあればそれで書類として何も不備はない。
これもむしろ,「ちゃんと訂正すれば大丈夫だよ」と安心させてあげるのが普通だろう。
例6:「そこを受けるのなら,先生はあなたを応援しません!」
べつに応援してくれなくてもいいけど・・・
でも,あなたは何のためにその仕事やってるの?
応援する生徒としない生徒に分類してるの?
というわけで,担任の指導に従わないと,露骨にいろんな嫌がらせをされるが,そんなつまらない人間の言動に惑わされてはいけない。
自分の将来の可能性を広げるために,自分の納得する受験をすべきだし,親御さんもサポートしてあげるべきだろう。
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