[2013年2月3日]
日曜日であるが受験生は休んでいられない。
直前特訓。
直前特訓と言っても,付け焼刃的なことはしない。
まだまだ新しいことを吸収もできる一方,せっかくできていたはずの内容を忘れてしまってはもったいないので,復習を徹底することも大切。
今日は公立前期を受験する中3生何人かに英作文の演習をさせてみた。
ちょっと難しい自由英作文的なものだ。
この絵を見て,場面の説明をせよというお題。
(実は,岡山大の入試問題だが,中学生には内緒)
やらせてみて,多かったのが,絵に描いてあるセリフをそのまま引用してしまうケース。
35字の英文を書くのに,そのうち9〜14語が引用というのでは,自分の頭で書いたのは20文字くらいか。
やはり,引用する部分は必要最小限でないと。
どうしても,書くことがなくなると字数をかせぎたくなる。
すでに書いてある英語は正しいはずだから,減点されないだろうし,しかも字数がかせげると思うのだろう。
しかし,現実はそんなに甘くはない。
しっかりと減点されるか加点されないか。
要するに,そんなことしても点数は増えない。
むしろ,他のことを書いたら加点があったかもしれないのだからもったいないことなのだ。
そういう,試験のしくみを教えてあげないといけない。
ちゃんとできてる人に点数を与えるのが入学試験だということを本当にわかって取り組まないといけないのである。
そういうことがわかってもらえるように,一人一人,目の前で添削しながら丁寧に指導した。
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