[2013年2月23日]
そもそも,早朝に勉強するメリットは何だろう。
よくありそうな理由=「朝の脳は夜の脳よりも効率よく働く」というのはどうか。
これは本当かウソかなかなか判断つかない。
明らかに朝は「寝ぼけた」状態が発生するので,起きてすぐが脳の働きのピークであるはずがないのだ。
なのに,「朝の1時間は夜の3時間に相当する」という勧誘コピーを使っているところがあるので要注意。
いくらなんでも1時間が3時間ってことはないだろう。
誇大広告でジャロに言いつけてもいいくらいだ。
当然,夜に眠くなってボーっとしている時よりも,朝にスッキリ目覚めた時の方が脳は働いているだろうが,逆に夜に集中して取り組んでいる時の方が,早朝の寝ぼけ眼の時よりも脳は活性化しているだろう。
平均すると引き分けではないか。
ウチの塾で早朝塾に勧誘する場合,早朝の方が頭がはたらきますとは一切言わない。
ウソになるから。
本人がそう自覚しているものを否定するわけでもなく,実際夜にすぐに眠くなる人は朝がいいだろうが。
つまり,朝は頭がはたらくから誰にでも良いというものではないのである。
では朝のメリットは?
その一つは前に書いた,朝のウォーミングアップ。
早朝に勉強し出してから,特に午前中に学校の授業に集中できるようになったという生徒がいる。
何と言っても学校の勉強時間は重要だ。
そこで説明を聞きのがしたり,理解しきれずに成績が下降する場合が多いのだ。
ただ,これはたくさんあるメリットの一つにすぎない。
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