[2013年4月4日]
中学校ではmust とhave to とか,willと be going to は同じだと教わっているかもしれないが,実際はちょっと違うはず。
同様に,can とbe able to も同じだと思って勉強しているが,はたして同じか?
よくあるのは,未来を表すのにwill can はダメだから will be able to と表現するのだとか。
じゃあ,be going to be able to みたいなのはOKか?
大学入試の上位校になると,そのあたりのことも聞いてくる可能性がある。
そういうのは,ちょっと詳しめの文法書に載っているので,ヒマな時に見ておくといい。
アルファ英文法にも,ちゃんと薀蓄が書いてある。
たとえば,過去形でcould とwas able to は同じか?
これは明らかな規則があって,
「過去に実際に行われた事実にcouldは用いない」のだ。
たぶん,can系の言葉には100%ではない可能性というものが内蔵されていて,過去に実際に起こったことについて可能性を論じても仕方なかろうという感覚をあちらの人は持っているのではないか。仮定法でcouldを使うのも同じ感覚がありそうだ。実際に起こった時点で100%になってしまうので使えないのだ。
I can swim.でも同じで,泳ぐことができると今思っているだけで,実はできない可能性を少しは含んでいる。
未来のことなら可能性は100%にはなり得ない。
このようなネイティヴが持つ細かい感覚を身に着けられたらいいね。
少なくとも私はそう思って勉強をしていた。
中学生の頃から。
もちろん,今だに全くダメだけど,そういう感覚で英語に接するようにしている。
たぶん,英語が苦手な人は逆方向を向いている。
「いろいろ覚えさせずに1つだけにしてくれぇ〜」とか思ってるはず。
いろんな表現を知って,微妙なニュアンスの違いがわかるようになるのが勉強なのになあ・・・
にほんブログ村
にほんブログ村