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尾崎塾
富田教室

[2013年4月9日]

記事の裏側に学歴社会がある

経団連が就活解禁を大学4年生の4月からに繰り下げることを受け入れる構えだ。(従来は3年の12月)

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それだけ就活にかける時間が少なくなるので,じっくりと人材を見極めるのが難しくなると同時に,学生も企業と接する時間が短くなる云々の議論がある。

でも,コレはどうでもいい話。
就活は,解禁された日から始まるのではない。
書いてあるように,3年次の勉学をしっかりとやることも就活の一環かもしれない。
勉強しない人間は企業も欲しがらないから。
そういう意味では,実は就活は大学入試の時点でほぼ決まっている。
その大学なりの就職先にしか行けない場合もあるから。
企業は大っぴらには言わない(言えない)が,エントリーシートは受け付けるものの,実際は大学名でかなり選別している。
かりに,そうでなくとも,結果的に学歴上位の人間を選んでしまうのだ。
学歴を全く伏せていても,結果的にそうなるということ。
これは大学入試が人間の能力を測るのにうまく機能している証拠なのだ。
大学入試をくぐりぬけるということは,相当に勉強しないといけないし,いろんなことを考えて処理する能力が高くないといけない。
それはどんな企業に入るにしても必要な能力なのだから。

結局,本当の就活は大学入試から始まっている。
もっと言えば高校入試でもかなり決まってしまう。

中学や高校でいかにしっかり勉強して能力を高めておくかで,就職がほぼ決定する。
大学3年からであろうが,4年からであろうが,その時には勝負は決まっているのである。



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