[2013年4月25日]
3年生になって,通塾回数を増やそうというご相談も増えて来た。
3年生にならなくても,どんどん増やしたらいいと思う。
これはとても重要な話。
早くに学力を高めた方が,圧倒的に有利なのが入試対策なのだ。
入試に向けてのレースには忘れてはならないルールがある。
ルールというより制限がないのだが,それはいつ始めてもいいということ。
フライングOKなのだ。
だったら早く始めてリードして,逃げ切る方が有利に決まってる。
わかりやすい図,描いてみた。
3年生の定期考査の点数が内申点になるのだが,多くの場合は1,2年生の内容を実力テスト的に出題されてしまう。
図の緑色部分はその考査の時にはじめてやる単元の内容で取る点数。
ここは試験前に誰でも精一杯やる部分。
実力内容で取る点数(水色部分)の勉強を後回しにして2学期から追いあげても,内申点はほとんど1学期の不勉強が影響して伸びない。
はじめに実力をつけておいて,年間通して実力部分の点数を30点程度,毎回しっかりとかせぐ発想だと,内申点ははじめからずーっと良い点数になる。
図の水色部分を早期に固めておくと,その土台部分はずーっと有効。
特に,受験直前には土台をもとにして考査の本体部分(緑色)もさらにアップできる。
土台がないと,受験直前にそっちを頑張るので,考査の本体部分をあまり伸ばせない。
結局そんなに内申点は逆転できない。
むしろ差が広がる可能性の方が高い。
1学期で勝負は決まってしまう。
結果的に内申が良いと1ランク2ランク上の高校に行ける。
受験勉強は3年生から始まるのではなく,1〜2年生の終了時にすでに始まっていて,実力をそれまでにつけておいた者勝ち。
内申対策はフライングゲットが有効なのである。
クラブ活動なんかやっている場合ではないと書きたいが・・・
あっ,書いちゃった〜(*^^)v
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