[2013年5月4日]
朝日新聞はこういう話が大好きだから,憲法記念日に合わせていろんな記事を書いている。
その中で,中学や高校の授業でどのように教えているかを書いてあった。
読めば読むほどツッコミ所満載なのだが,普通の人は全くツッコまないだろう内容が,実は大問題なのだという話。
カクカクシカジカ書いてある横に,解説として,公民の分野のうち1割ほどが憲法に充てられると,あたかも客観的事実のように書かれている部分。
それによると,
「一般的には中学3年生で公民に入り,年140コマほどのうち1割強が憲法の授業に充てられる」
と書いてある。
ということは,うちの塾に来られる中学はすべて一般的ではないのでしょうね。
高槻市と茨木市だけが一般的ではないの?
社会科の先生へ言いたい。
「憲法を守るとか守らないとかの前に,最低限の指導ルールを守ろうよ。」
何も語る資格ない人が社会の授業をやっている現状こそ報道する価値があると思うが・・・
ついでに書くと,この記事の中に社会科の先生の本音がチラリと書かれていた。
「生徒を飽きさせない憲法の授業」
そうなんだね。
生徒が飽きたら暴れたり,授業妨害するので,飽きさせたら負け。
中学校の先生は,授業の成立(ちゃんと生徒が座ってだまって授業を受けることを「成立」という)こそが目的であって,何を理解させるかなどは二の次三の次・・・百万の次くらい?
社会科は特にひどい。
定期考査にどうして時事問題を出題するの?
理由は簡単。
授業で先生がちょっとだけ触れた内容を出題する。
塾で勉強しているだけで,学校では授業妨害する生徒への報復なのだ。
そいつらが聞いていない時を見計らって,時事ネタを少しだけつぶやく。
当然,そいつらは試験で点数を取れない。
先生は「ざまーみろ」と言いながら採点するというわけ。
あっ,実際は,よくできる生徒は先生の話を聞かなくても,普通の時事問題には十分対応できるし,話を聞いていた真面目君にとっても勉強しにくい内容だから,かえって真面目君と優秀なやんちゃ君の点数差が開くこともある。
結局,指導力のない社会科教師は何やってんだかわからんという話。
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140時間の予定が,実際は70時間もやってないのでは?
茨木,高槻のほとんどの学校が夏休み明けから公民やるんですよ。
そのうち十数時間の憲法部分はしっかりやって,憲法内容が実は全体の2割にもなってたりして・・・
変なイデオロギー持った先生の濃い授業をそんな配分でやられるのも怖い話やな。