[2013年5月8日]
地上風のベクトル図
今日の授業内容から。
地上を吹く風は等圧線と「ある角度」で交わることは中学校でも習う。
今日はそのしくみについて。
気圧の高いところの空気が押し出されて気圧が低い方へ向かう。
この力が気圧傾度力だ。
その力で低圧側に動くと,今度は転向力がはたらいて向きが曲げられる。
曲げられた風向きと逆向きに,地上付近では摩擦力がはたらく。
この摩擦力が転向力と合わさって,ちょうど気圧傾度力とつりあう状態が地上の風というわけ。
これをベクトル図でしっかりと理解しておいて欲しい。
センター試験でも頻出です。
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