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尾崎塾
富田教室

[2013年5月12日]

いろんな雲があってもいいが・・・

雲の種類って無限にあるような気が・・・

たしかに,形は2つとして全く同じものにはならない。
でも,実は雲の種類って10種類しかない。

雲底の高さが低く,雨を降らせる=乱層雲,積乱雲
雲底が低い=積雲,層雲,層積雲
高い所にある=高積雲,高層雲
もっと高いところにある=巻雲,巻積雲,巻層雲

たとえば,巻積雲などは一般には「うろこ雲」「いわし雲」「さば雲」などといろいろ名前がついている。
その他,地方によっても名前がいろいろあったりする。

でも,気象学的には上記の10種類に分類している。

今日はどういうわけか巻雲だらけ。
img1
だいたい,秋の空に多く見られるのだが・・・

先日,太陽の暈や環水平アークがクッキリ観測されたと新聞に出ていた。
この春は巻層雲が流行?しているのかも。

雲って,小さい水滴でできていると思っている人が多いが,巻層雲などははるか上層にあるのですべて氷でできている。
その氷に太陽光が屈折して,暈とか発光現象が見られるのだ。

たまには空をゆっくりながめてみましょう。

ちなみに,今日は日没後すぐの西の空に注目です!




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