[2013年5月18日]
高校生の多くは,これは浪人生の弱点とも共通するが,今何をしなければならないか理解できていない場合が多い。
確固たる志望校があるにもかかわらず,今の学力からすると到底間に合わないという現状認識が薄い。
クラブ活動なんかやってたら,全く間に合わないという生徒が非常に多い。
結局は,どこかであきらめて,2ランクくらい低い大学へと進学することになる。
人生の行く末を左右する進路を,そんなに簡単に下方修正していいの?
でも,実際に多くの高校生はそのようにして,本来行けるかもしれなかった上位大学への進学を逃しているのである。
楽々合格とまではいかなくとも,合格してもおかしくないレベルまでは達したい。
そのためには,高1か高2の前半くらいから,コツコツと語彙力をつけておくとか,計算力をつけておくとかすべきだ。
ウチの塾では,週に1,2回しか来ない高1,高2生がいるが,そのように将来受験勉強を始めるにあたって,基礎となる部分だけは最低限作っておくことを目標にやらせている。
ベースができていれば,高3の夏期講習で集中的に特訓すれば,かなりの学力伸長が期待できる。
いくら集中特訓しても,ベースがなければ何ともしようがない。
さらに,高3で実際に受験が近くなった時に,どういう教材でやっていけばいいか,受験生なら迷うと思う。
それをウチの塾では生徒の学力と志望校を考えながら,最も効果が高いであろう教材を与え続けることができる。
そういう意味で,高3の演習には特に値打ちがあると思う。
さらに,さらに,実は志望校や進路の相談,懇談をいつでもしてあげられる。
学校の先生は,生徒の進路について,そんなに親身になって考えてくれないものだ。
というか,かねてから指摘しているように,模試の判定だけを根拠にテキトーなこと言ってるだけの場合が多い。
偏差値の意味も何もわかっちゃいないのだから,有益なアドバイスなんかできっこない。
ウチの塾でも前回記事のように,あなたの不合格可能性はズバリ何%などと,テキトーなことを言っているようだが,これには模試の意味不明の判定よりも精度が高い自信がある。
そういう実際の可能性や,世の中の実際の厳しさみたいな話も聞けるのが,最大のメリットだろう。
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