[2013年5月21日]
素直な生徒は学力がつく。
学力がつかない生徒は,本人はそうは思っていないが,素直でない。
別の言い方だと,自分勝手。
指示を聞けない,聞かない。
それ以前に,指示されていることに気づかない。
だから自覚がないし,本人は全く悪気なくちゃんとやっているつもりでも指導者から見放される。
指導者から見放されても,その独自の勝手なやり方が最高に良い場合がある。
そういう人は内申で10がつく人。
(この場合は指導者が生徒から見放されている!)
だいたい100人いて3人以内。
それ以外は,自分独自=自分勝手にやると,やり方が悪いので,勉強時間をいくらかけてもなかなか成果につながらない。
というより,勉強時間をかけないやり方をするので,そもそも成果が出るはずがない。
概して,独自のやり方=てっとり早く,楽なやり方=時間をかけないのだ。
逆もあって,時間がかかりすぎるやり方の生徒もいる。
学力のつかない理由に,好き嫌いがモロに勉強時間,方法に反映する場合もある。
好きな科目ばかりやる傾向があったり,逆に苦手ばかりやる生徒もいる。
そういったことがないように,ウチの塾はこちらで内容や分量を,各自の解くスピードなどを考慮しつつ教材選定して与えることをやっているのだが,それにさえもうまく乗っかることのできない生徒がいる。
ファイルに,順番に教材をセットする。
その順番に,指示されたところまでをきっちりやっていけば,どの教材をどの順序でどれくらいやるか,自分勝手にはできっこない。
なのに,ちょっと目を離してると,勝手に順番を変えてやってたり,その日の気分か何かでやらなかったり・・・
どう考えても,ファイルの順番って決まってるだろう?
100歩ゆずって,どちらかわからなかったら質問すべきだろう。
そもそも順序があるっていう意識がないのか?
あげくの果てに,その日の設定にない問題をやろうとしたり,プリントをくれと言い出したりする生徒もいたりする。
いちいち,あなたのその日にやりたい気分で,こちらが合わせることをしていたら,この塾は成立しないんですけどね。
そういう空気というか,そもそものところがわかっていないのだから,それがそもそも学力がつかない根本原因なのだ。
と,このブログに書いて,仮にその生徒がこのブログを読んだとしても,それが自分のことと気づかないだろうから,やはりどうしようもないという話でした。
(親御さんが読むと,自分の子ではないかとご心配でしょうが,どの生徒もそういう部分が少しはあると思っておいてください。)
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