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尾崎塾
富田教室

[2013年6月14日]

残念な新人セールスマン

先日,留守にしているときにコピー用紙を販売しているなんちゃら商会のセールスマンが来ていたようで,「また来ます」と言って帰ったようだった。

で,昨日そのセールスマンが本当にまた来た。

どうやら大学出たとこで,新人研修中のようだった。
ちなみに大学はKG。
学歴的にはまずまずだ。

名刺の他に「日本一のセールスマンになりますっ!」的な自分広告も置いていってたので,意気込みはあるのだろう。

で,入ってきた第一印象でまず不合格。
なんとなくチャラい(笑)

で,早速売り込みはじめたが,紙の種類を聞いてきた。
「やはりA4が多いですか?」

こちらは,「・・・・・」
なんで,君にどの紙の消費が多いか教えなくてはいけないの?
A4もB5もB4もよく使うので,どれとも言えないし。

「この値段では他で手に入らないと思いますっ!」
と値段は見たらわかるが,確かにウチの塾が仕入れているのより少し安い。
5000枚買って50円くらい安い!

セールスの電話や訪問の度に考えるのは,その応対にかかる時間がどれくらいかかるか。
つまり,たとえば私の時給が仮に1時間1800円とすれば,10分対応すれば300円の損失になる。
そう考えると,このセールスマンと10分間話す分の元をとろうと思えば,紙を3万枚買わないといけない。
いきなり損してまで変えるメリットが少ない。
これで数万円節約できるようならその分を教材購入に充てたりできるので考えるが,おそらく年間でも1000円くらい。

「月に2000円も安くなってよろこんでるところがあります」
と言うが,ウチはそんなに大量消費しないし。

で,何もわかってなさそうなので,根っから親切なクセが出て,
「君に対応しているこの時間のコストってわかる?」
と,応対している時間がとられている時点でデメリットからのスタートである点を教えてあげた。
理解できたかな?

でも,根っからイジワルなのか,本当に大切なことは教えてあげなかった。
それは,「人柄」かな。
君から買いたいと思えば,むしろ少々高くても買うけど,君とは取引したいと思わないから少し安いけど買わない。
実際のところは残念ながらそういうことだ。

img1 ウチの塾で使っている紙は安くて厚みもあり質もいい。
薄くて質の悪いのは裏面が見にくくなる。
両面印刷はあまりしないが,裏紙を自由帳として再利用するから困るのだ。


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