[2013年6月18日]
ようやくほとんどの中学で定期考査が終わった・・・
5月中旬から約1か月にわたって,ずーーっとどこかの中学が定期考査期間だった。
特に,昨今は前期後期と三学期が混在しているし,時期的に修学旅行もからんできて,旅行から帰ってきたらすぐに試験みたいな学校も多かった。
もう少し府,市レベルできっちりと日程管理しないとダメだと思う。
学校の独自性もいいが,公立中学なのだから通っている学校であまりにバラバラだと,公平性という点で憲法違反の疑いもある。
不公平といえば,内申点が学校によって大きく異なる。
いや,配分比率は全く同じ。
だから不公平なのだ。
学力の高い生徒が多い学校で内申が6の生徒と,学力が低い学校で内申7の生徒を比較すると,前者の方が偏差値5くらい高かったりする。
内申点をキャリブレーションするために,府市レベルで統一テストするのがよい。
そういう政策をちゃんとやるべき。
そして,中学ごとの点数を公開する。
するとメリットは大きい。
ちゃんと,内申点も含めて学力順に高校が序列化される。
序列化を嫌う抵抗勢力があるので実現が難しいのだろうが,高校や大学は勉強をする場所であるから,学力順に学校があって,その学力に応じた教育がなされるのが普通に考えてあたりまえなのだ。
優秀な人材をしっかりとつくっていくのが世の中の将来をつくっていくことになる。
数字に弱いお母さん方が多いようだが,内申点の算出はそんなに難しくはない。
おおまかに自分の子供の内申点は,得点と平均点の差でわかる。
手順1:試験の点数 − 平均点 を計算。
手順2:それを10で割って5.5をたす。
以上。かんたんですね。
具体例:とってきた点数が75点で,そのテストの平均点が60点なら,
手順1: 75 − 60 = 15
手順2: 15÷10=1.5 1.5+5.5=7
つまり,内申点は7
よほど偏った試験でない限り,およそこの計算で合うはず。
小数点以下は適当に四捨五入ね。
おおまかな計算なので,7.0と計算できた場合に6とか8になることは少ないが,7.4ならば7も8もどちらもあり得る。
まあ,7と見積っといていいのではないか,という感じ。
さて,さらに実力のつき方にもよるが,おおまかに,茨木高槻あたりではこうなる。
内申5→芥川
内申6→高槻北
内申7→三島,槻の木
内申8→春日丘
内申9→茨木
残念ながら,今回終了した5月〜6月の定期考査で内申点がほぼわかる。
7月以降に大きく内申点が変わることはない。
今回6くらいの生徒が8になることはない。
(でも6が5に下がるのは大いにある!)
それくらい,今回の結果が重い。
あとは実力をいかにつけるか。
今回の成績で内申が6くらいの生徒は,頑張って7に上げることは可能。
そして,その内申点でも実力をつければ春日丘にだって合格できるのである。
そのように頑張るしかない。
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