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尾崎塾
富田教室

[2013年7月1日]

どんな指導をしているかの実例(英語編)

時制の問題をやらせたところ,こんな誤答があった。

He (    ) the window yesterday.

で,(   ) に break と書いてある。

img1
yesterdayから過去だと判断せねばならないので,過去形にしなかったミスととらえることもできる。
不規則動詞を理解していない可能性もある。
でも,私がその生徒にやらせた課題は「三単現」だった。

過去であると読み落とすことはあっても,Heの後にbreakはない。
現在形なら三単現のsをつけるべきなのだから。

もちろん,breakの過去形がbrokeということも覚えていないようであったが,とりあえず中1の内容である三単現を優先させて,そこから積み上げていくようにしている。

英語が苦手な生徒のほとんど,いや全員が中1の英語力が不足している。というか欠如している。というかやった経験がないと言えるくらい全くできていない。

大学入試の演習で英作文をさせると,きまって減点されるのがこの三単現のsをはじめとする時制。
次に単数と複数。
それから冠詞。

これらはすべて中1で習う。
それが全く身に付かないまま高校生になり,大学を受験する。

この中1英語で将来が決定すると言っても過言ではない。
そこへちゃんともどって勉強できるかどうかが境目だろう。

その生徒,今はせっせと不規則動詞変化を覚えている最中。













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