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尾崎塾
富田教室

[2013年7月15日]

大阪府や市の職員に殺されるよ!!!

「国が南海トラフ巨大地震の被害想定を発表した昨年以降、16都府県が独自の被害想定をまとめたことが朝日新聞社の調べでわかった。このうち、10府県は津波の浸水面積を公表。揺れによる堤防沈下や詳細な地形データを反映させた結果、いずれも国想定の1・1〜15・2倍に広がった。(朝日)」

この後,めーーーっちゃ怖い話が書いてある。

「6月に発表した独自想定で、浸水域が3倍に拡大した大阪府。全国最大規模の地下街が広がるJR大阪駅周辺まで津波が押しよせる。駅前の「ドージマ地下センター」運営会社の防災担当者は「ゲリラ豪雨や台風などによる浸水は想定していたが、津波は考えていなかった」。大地震の際も豪雨のときと同様に、水をせき止める止水板の利用を考えていくという。」


大阪府の皆さん,殺されますよ。
津波を止水板で防げると考えている時点で話にならないです。
ドアホというか狂っているレベル。


過去に大阪に津波が来て,多くの方が亡くなっている。
その石碑がコレ。
img1 我が京セラドームのすぐ近くにある。(石碑のバックに写ってる!)

かねてから私が一番心配しているのは大阪の地下だ。
特に地下鉄。
大きな地震が発生して,地下鉄が止まる。
車内放送はおそらく「危険ですから車外に出ないでお待ち下さい」だろう。
殺されまっせ!!!

一刻も早く地上に出て,高いビルに逃げるしかない。
大阪なら3階以上に登ればまず大丈夫だ。
ところが,地下にいたらまずアウト。
ゲリラ豪雨の水量と津波の水量は桁違いだ。
必ず全ての地下が水没。
海猿状態になる。
息を長く止められる自信があってもやめといた方がいい。

とにかく地震が起これば地下から脱出して地上3階以上の堅牢なビルで津波情報を得ること。
しばらくすれば情報が入る。
和歌山で浸水していなければ大阪は大丈夫だろう。
津波は実際に発生してみないと,科学的には予測不可能な部分が多い。

今,自治体や国がやるべきことは,想定した浸水が起こらないように防波堤や止水板(これは爆笑モノ)を整備することではなく,浸水することを前提に,どのような行動をとるべきかを国民に教育することだ。
全員がすぐに逃げれば全員が助かる。
浸水しないと思っていたら逃げ遅れて死ぬ。

東日本大震災で多くの方が亡くなった原因がまさにそれではないか。
img2
日本人は何も学ばないのか?

こういう話を年に数回でいいから学校ですれば,少しは安全な社会がつくれるのに・・・

参院選でそのような話題は皆無・・・











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