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尾崎塾
富田教室

[2013年7月24日]

夏期講習の内容(英単語)

英語の教師の中には単語集で覚えるのはダメだとか薀蓄たれる人がいるが,強制的に繰り返し頭の中を通すのが最も効率いいにきまっている。
文中での使い方に習熟するのはもちろん大切であるが,自然に文中に出てくるのを待つのは非科学的。
だいたい,英語の教師は理数,統計に弱く,記憶のメカニズムに精通しているわけでもないのに,記憶の方法をわかったかのように説く。

繰り返し聞いて書いて覚えて,少し経って忘れかけてた頃にまた頭の中を通して,さらに再び覚えて・・・という覚え方をするのが最良なのである。
その,少し経ってなどという都合の良いタイミングで,文中に英単語が出てくる確率は非常に低い。
単語集でまとめて一気にそのタイミングで再び復習する。
そうすれば,自然に覚える量の何倍も覚えられる。
単語の微妙なニュアンスや用法は日々の演習で調整していくとよい。

というわけで,夏期講習を受講する高校生は毎日朝と昼にシス単を覚える。
1日80個ペースで繰り返す。
ベーシックステージの600個のみ繰り返す。
欲張って1200とかを覚えようとすると繰り返しが少なくなり,結局身に付かない。

生徒には各自個別の音源を与えて音を聞きながら書いて覚えさせる。

img1
覚えるために書かせるプリントなどは市販されていないので塾オリジナルのものを作成して与えている。
書き込むプリントがあると生徒はちゃんと記入しようとする習性があるから。

よく目にするのは,単語のところを赤色シートで隠して,目で見て覚えている風景。
あれはダメ。
覚えたつもりでも頭への入り方が薄い。
めんどうでも「聞いて,書いて」をやらないとダメ。
そういう強制をしながら覚えさせる。
そうしないと生徒はめんどうな「聞いて,書いて」を決してやらない。





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