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尾崎塾
富田教室

[2013年8月26日]

何が憂鬱かというと2

何でもそうだが,何かをやるとメリットとデメリットがある。

比較衡量して物事を決めないといけない。

防災と名前がつけば何でも許されるという勘違いがあってはいけない。

本当に学校の予定を変更してまで行う価値があったのかどうか。

どうして日曜日に行う訓練なのに「日曜日に全員が登校しているという非日常」でやる必要があったのか。

日常の平日に,学校現場で訓練すればいい。

あるいは,日曜日に家族とすごしている時にどうするか,訓練すればいい。

現実にほとんどあり得ない場面を想定した訓練になってしまっている。

しかも,予定を変更したばっかりに,たとえば中3生が受験勉強を塾でやる機会を失わせてしまったのだ。
少なくともウチの塾生に関してはそのデメリットがある。

どうしてそうなったか。

学校の教師を日曜日の防災訓練に引っ張り出すと,手当などが多く発生する。
だから月曜日を代休にしてそのお金を浮かせたワケ。

経費を節約するのは悪いことではない。
ただ,平日にできるものをわざわざ日曜にした理由がわからない。

「一斉に同じ日にやること」を優先しただけで,何を最優先にするかがおかしなことになっている。

日曜でないと,他の避難所の設営に支障が?
日曜でないと,他の住民が働きに出ていて留守だから?

そりゃ,一般市民に参加してもらうイベントなんだから,みんなが在宅している日曜がよかろうという話になったのだろう。

日曜日に選挙の投票があるのと同じ理由だ。

話はもどるが,それで,生徒が登校する理由がやはり見当たらない。

どうも納得感が希薄で,それが憂鬱な原因。





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