[2013年8月30日]
27日に公表された今年度の全国学力テストで、府内では小中学校とも全国平均を下回ったことを受け、松井一郎知事は「抜本的に考え方を変えないと学力は向上しない」と指摘した。学校別成績公表の必要性にも触れ、大胆な改革が急務との認識を示した。(毎日)
と,まあ,この大馬鹿知事のコメントをもっと掘り下げて議論し,本当に「抜本的」にやらないと,大阪府の学力の低さは改善されない。
何が超アホコメントかというと,学校別成績公表に言及した点。
各学校で競争させるようなイメージ?
そんな問題ではないのだ。
大阪府全体で,どの学校もちゃんとやらないと,全体の学力は上がらない。
いや,むしろ下がるということがわかっていない。
そう,下がるのだ。
というか,その結果,今すでに下がっているのだ。
つまり,大阪の教員は競争が大嫌い!
それこそ,競争したら順位がついてかわいそうだから皆で手をつないでゴールしましょう的なことになっている。
昨今の公立高校定員割れなどもそうなっている。
3年連続で定員割れなら廃校と決めたらどうなったか。
定員割れした学校の定員を減らしたのだ。
240人の定員に220人しか来ない学校は,次の年は200人の定員にしたのだ。
そうすると倍率が1.1倍とかになってセーフヽ(^o^)丿
すべてそういう発想。
評価育成で教師の査定がなされても,ほとんど差がつかないように協力してやっている。
非常に優秀なsランクは学校に1人までと決めているとか。
そんなことでは5人も10人もの人が頑張ろうと思わないだろう。
それなら公平にみんな同じランクで給料も同じということを選択してしまうのが大阪の教員達だ。
新卒で優秀な人が入ってきても,先輩教師がみんなそういう考え方だから,それがあたりまえだと思ってしまう。
ダメ教員の大量生産工場が大阪府の学校だ。
そこへ競争を持ちこんでどうする?
競争しないもんだから,あげくの果てに民間人校長を呼んでくる。
そしてさらに現場のやる気をなくしている。
現状がわかっていない証拠だ。
前の知事も今の知事も教育に関しては全くダメ。
府民はもっと目を肥やして,まともな教育行政をする人なり政党を育てていかないといけない。
そういう意味で,大阪府の低学力は大阪府民全体の責任。
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