[2013年9月30日]
昨日は堺市長選挙だった。
ウチの塾があるのは高槻市で,大阪南部の堺市とはかなり離れていてあまり関係ない話かもしれないが,世間は維新の会が負けるかもしれないというのでさわいでいた。
先日,気象予報士会の大阪部会が堺の鳳であったので行くと,ちょうど街頭で選挙戦が繰り広げられていた。
まあ,全体的な雰囲気からして,その頃から維新の負けという雰囲気が漂っていた。
都構想自体イマイチよくわかってないし,よいこともあると思うのだが,維新のやる教育行政には全く賛成できないので,その意味ではよいことだと思う。
かといって,現在の教育がよいかというと,それはまったく逆で,根本的に治療しないと,ますます大阪の教育は沈没していく。
まずは選挙でも教育を争点にするようにならないと・・・
堺市長選挙の争点は面白いほど噛み合ってなかった。
一方は堺市を消滅させるな。
他方は堺市は消滅しません。
意味不明?
勝った方は,都構想では今まで自治をやっていた堺市とは異なる色になってしまうという懸念を,堺市がなくなるという表現で戦った。
負けた方は,堺市という名前とか形が残るのだから,堺市は消えませんと言った。
物理的な箱,器の問題ではなく,市民の心の問題なのに,形だけ変わりませんとか言っても通じないし,そもそも中身を根本的に破壊的に変えていくのが維新なのだから,自己矛盾した表現にも聞こえる。
選挙に勝つために堺市はなくならないと急に言い方を変えたが,中身は同じで,市民の不安はそういうところになかったわけで・・・
まあ,でも,旧態依然としたものはよくない。
新しいモノを取り入れることは大切。
特に,教育については,言っちゃあ悪いが,堺市にはまだまだトンデモな生徒さんがたくさんいる。
最も教育改革が必要な市かもしれない。
そういう意味では,維新が勝って,一旦完璧に大失敗した後,ちゃんと1から作り直した方がかえって速かったかもしれない。
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